話す能力は練習でつける
イギリスに留学していた時の話です。
英語学校のクラスは、能力でクラス分けされ、私も同レベルの英語力をもつクラスメイトと勉強し始めました。
(仲良しだったクラスメイト♡)
始まってすぐに気づいたこと。
『、、、同じレベルなはずなのに、、、何でこの人たちはこんなにもペラペラと英語を話せるの???』
そう、クラスメイトはガンガンと発言もするし、自分の話をするのがとっても上手なのでした。
アジア系とヨーロッパ系が半分ずつくらいのクラスでしたが、人種関係なく皆んな積極的に発言するんですね。
ただ私ときたら、それはもう【大人しい日本人生徒】でした。
(他の日本人もそうだった...)
その時に日本人に足りない力を見ました。
【人前で話す能力】
決して出来ない訳じゃないのに、発言するとなると躊躇するし、きちんと話せないといけないと思っている。
机に向かう勉強は頑張ったものの、満足する程に発表できない。
20歳の頃の苦い思い出です。
それから月日は経ち、英語の講師としての仕事を始める事に。
新人講師は上司のチェックを受けるという、なんとも緊張する試練がありました。
生まれて初めての私のレッスンは緊張しまくりでしたが、何とか終わりました。
終わった後の上司の意見は驚くほど嬉しいものでした。
『高橋先生!初めてと思えないほど堂々としてましたよ!』
褒め上手な上司だったので沢山褒めてもらえましたが、【堂々としていた】という言葉が私にはとても印象に残っています。
自分の中で、「どうして堂々と出来たのだろう?」という疑問が湧き上がってきました。
考えた結果、わかったことがありました。
私は5〜13歳までバレエを習っていました。
定期的に発表会があり、発表会を重ねていく毎に人前で踊る事や、ステージに立つことが普通な事になっていったのです。
これだ!
人前で踊る事とレッスンをする事は違いますが、似ている部分もあるとわかったのです。
一度ステージに立てば最後までやり切るしかない。
幼いころに培ったことは、大人になってもその力は失われていないのだと分かりました。
(漠然と自分の英語教室を考え始めた去年の冬。 ママ友と河合神社へ。才色兼備な女性になりたいと願ってみた、、、。)
イギリス時代に戻ります。
仮に幼いころから
【人前で話す事を普通に思える環境があれば?】
【完璧な英語じゃなくても、人に英語で伝えてみようと思う場があれば?】
それは大人になったときに大きな力になるのではないかと思いました。
パフォーマンスをする部分では、私は堂々と出来ていても
【自分の考えを話す事】
の苦手意識はまだ少しあります。
それは練習してこなかったからです。
私の運営するバタフライキッズイングリッシュでは、
【発表】することを取り入れて行きたいと思っています。
英語に慣れ親しんだ5〜6歳の子供達には可能だとおもっています。
話す事と、人の話を聞くこと。
これはコミュニケーションの基本。
幼い頃からその場を作って行く、そんなレッスンを展開していきます。
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